FXってそもそも何??
FXは簡単に言えばドルやユーロなどの外国のお金を売買して差益を目的とした金融商品になります。
【Foreign Exchange】の英略です。
正式には『外国為替証拠金取引』といいます。
『外為(がいため)』の略称でも呼ばれています。
FXの歴史
今では信じられませんが、日本では1998年まで公認された一部の金融機関しか外国為替の取引をすることができませんでした。
外為法の規制緩和によって企業間においても自由に外国為替の取引が出来るようになりました。
およそ20年の歴史があり、様々な法整備が行われ現在に至ります。
日本では証拠金の25倍のレバレッジまでに規正を強化されています。
日本と海外証券会社の比較
国内業者の精神的な安心感 | 海外業者なので本当に出金できるのかなどの不安感 |
追証がある | 0カットで追証なし。 |
日本語サポート | 口座開設やサポートが英語(例外あり) |
レバレッジが25倍 | 400倍や888倍などの高レバレッジ |
海外の証券会社はものによってはお勧めできない会社もありますが、投資金が少なくても高レバレッジで取引が出来る上に、0カットシステムでロスカットが間に合わずにマイナスになってしまった場合は証券会社が保証してくれるので追証が発生しません。
事実上、大きくレバレッジをかけて取引できるのに借金を背負うことがないのが最大のメリットと言えます。
FX=借金を背負うというイメージが強いのは、日本の証券会社を使ってできたイメージなので絶対高額取引をしないなど自信がある人以外はお勧めできません。
トレードの方法と種類について
FXでは取引に要する期間でトレードの種類が分類されています。
【スキャルピング】短期
数秒~数分で取引を完了させる手法。わずかな利幅を
狙って小さな利益を重ねていくトレード方法。リターン&リスクは小さくなるが、その分コストの小さい環境でトレードを行う必要があります。
【デイトレード】短期
一日の間でエントリーから決済までを行う手法。翌日にポジションを持ち越さないことからリスクが限定されます。
【スイングトレード】長期
デイトレードに対してそれよりも少し長い期間をかけて取引をすることをスイングトレードと言い、2日~数日間で取引を完了させる手法。
トレードの回数も多くならないため、ずっと相場をみている必要がありません。
FXでは取引に要する期間でトレードの種類が分類されています。
【ポジショントレード】長期
ポジションを数週間から数ヶ月の期間をかけて保有する手法。
スイングトレードよりも大きな利益を狙うことができるトレード方法です。
【システムトレード】
手動ではなく、自動売買システムを使ってトレードする手法で自動売買システムはEAなどとも呼ばれています。
EAは様々なロジックを用いたシステムがあるので必要な証拠金や利益なども使用する自動売買システムのスペックによって変わります。
自分でトレードする必要がなく、メンタルトレーニングなどがさほど必要ではないのがメリットになります。
バックテストデータの見方
バックテストは、自動売買システムを過去のチャートでどれぐらいの実績がだせるかテストしたものです。
ここでは最低限押さえておけば自動売買のスペックがわかるポイントをまとめております。
①通貨ペア・・どの通貨ペアでバックテストをしたのかを表します。
②期間・・テスト対象期間を表します。
③初期証拠金・・・初期投資額。
④純益・・・総損益。(=総利益-損失)いくら儲かったのかはここを見ます。
⑤プロフィットファクター・・・1を超えれば利益があることを示す。
⑥総取引数・・・総トレード数。この数値が高いほどデータの信頼性は高い。
⑦最大ドローダウン・・・資産グラフ上で上と下のピーク値の最大幅のドローダウン。
⑧勝率・・・売りポジションと買いポジション毎に勝率がある。
このポイントを押さえておきましょう。
バックテストだけを見て高性能と思うのは危険です。
高額で販売されている自動売買ソフトはバックテストがやたらといいです。
こんなに高額なら勝てるはず!は一番ダメな考えです。
なぜなら。。
バックテストは改ざんできる人もいます
じゃあ、どうしたらいいの?と思うかもしれませんが日々のトレードを実際自分の目で見れるものが一番いいです。
バックテストはあくまで過去の実績です。今の成績がどうなのか、どんな動きをするのかを自分の目でみて使用することをお勧めします。
ただ販売しているところはそういうサービスをしているところがありません。
無料で配布しているところもありますが中身を見れるところは少なかったりします。