ナンピンマーチンゲールって何?ナンピンはリスクがあるっていううけど勝てないの?
ナンピンマーチンゲールという言葉を耳にしたことがある人の大半はFXの自動売買ツールを使用した、もしくは使用するか迷っている方だと思います。
そんなマーチンゲールについて解説したいと思います。
FXでよく聞くナンピンって何?
まず自動売買とは簡単に言うと自分の手でやるのではなく、システムが自動でエントリーから決済まで行なってくれるものを言います。
この自動売買には様々なタイプの物があり、大体はナンピンマーチンゲールと呼ばれる物になります
ナンピンは漢字で「難平」と書きます。
難は損失する事を表し、平は損失を平均化する意味のことです。
つまり、
ナンピンは、自分がもったポジションとは反対の方向に動いた場合に、
今持つポジションを損切りせずに追加することを言います。
マーチンゲール例
最初は1ロットで購入 |
次は2ロットで購入 |
次は4ロットで購入 |
次は8ロットで購入 |
・ロットを倍倍に上げていくことで反転したら早い段階で利益になる。
・反転しない場合ロストカットになることが多い
ナンピンすることで買値または売値の平均値を下げて、損失を少なくすることができます。
簡単に言うと、含み損を無くそうとすることです。
ナンピンした後に値が戻れば、すぐに利益になります。
しかし、ナンピンしたけど直が戻ることなくさらに逆行してしまいロストカットにあってしまうことが多々あります。
このことからナンピンはリスクがあるなど良く言われています。
ナンピンの問題点
ナンピンは良くないという意見について考えてみたいと思います。
ナンピンは、下がったから逆張りで買う、上がったから逆張りで売るという逆張りの考え方に基づいています。
ナンピンが問題なのは負けた場合全部溶けてしまうと言う点です。
相場は、ずっと上がり続けたり下がり続けるトレンド相場だったり、行ったり来たりのレンジ相場の時もあります。
ナンピンは強いトレンド相場が続いてしまうと溶けてしまう事があります。
なのでナンピンEAを作る際は資金に対してどのくらい耐えられるかなどが考え、作られます。
ナンピンの場合だと損切りはメンタル的にかなりしづらいすが損切りができないと全部溶けてしまいます。
なのでナンピンEAを使用する場合は損切りする覚悟も必要になります。
ナンピンの使い方
ナンピン・マーチンゲールは悪だとか色々言われていますが、資金管理、損切りルールを設けて守りながら使うことでとても有効な手法です。
金額ベースで考えるのではなく、口座ベースでリスクを固定し、トータルの資金増減で運用するという手法がお勧めです。
口座に10万円を入金し、ナンピンマーチンの自動売買ツールを稼働させる。
資金が20万円になれば原資を抜き、10万円から再スタート。
そうすればあとは負けない限り資産は増やせすことができます。
損切りルールを設けることも大切です。
ナンピンはいつか溶けます。
これを防ぐにはトレンドが強い場面は自動売買をオフにしたり損切りしたりすることで回避する事ができます。
完全自動じゃないのかと言う方もいるかもしれませんが完全自動でもいいですがリスクを減らして運用したいと
ナンピンはリスクはありますが使い方次第では資金を増やしていくことが可能です。
結局は資金管理が最大のロジックだと思います
なのでこまめに出金するなどし、資金管理をする事が大切になります。