開発する際にモジュールをたくさんインストールすると、ライブラリが競合を起こしてしまう時があります。
このようなことが起きるとエラーが発生してインストールできなかったり、インストールはできたけど実行がなぜかできないなどに陥ってしまいます。
こういった問題を解決するのがvirtualenvです
virtualenvとは
virtualenvは独立した「環境」を作ることができます。
独立した環境を作ることで今までインストールされていたものは関係なく依存関係などに悩まされることが無くなります。
環境を作成する前に
でインストールしておきましょう
②作成したvirtualenv内で開発
③開発が終わったらvirtualenvから出る
といった感じになります。
それでは実際に環境を作ってみましょう
環境作成手順
今回はwindowsでの作成を主にします。
手順➀起動
windowsで作成する場合はコマンドプロンプトかPowerShellを起動します。
手順②環境作成
と入力します。
(ここに名前)は環境の名前になります。
※日本語はダメ
手順③環境の有効化
(ここに名前)の環境を作ると、(ここに名前)フォルダも一緒に作成されます。
✓include
✓lib
という3つのフォルダがあります。
※Scriptsはwindowsのみになります。
環境を有効化すると、左側に作成した環境名が表示されますのでされたら成功です。
手順④使用するライブラリのインストール
環境が作成出来たら開発で使用するライブラリをインストールしましょう
例えばですがflaskでアプリを作る場合だと
などになります。
インストールが完了したら
でインストールで来たかを確認しましょう
flaskでの作成は例なので作りたいものを作成した環境内で使用しましょう。
手順⑤環境から出る
最後に作った環境から出る方法もお伝えします。
環境から出るときは
を入力します。
左に表示されていた環境名が消えたら完了です。
最後に
環境は一度終了などすると再度環境に入らないといけません。
環境作成時にフォルダをも作成されるのでフォルダを作成する際は適当な名前(ここに名前)ではなく、分かりやすい名前にしておきましょう