FXコピートレード詐欺に遭わないためのリスク管理とは?

FXコピートレードは、個人投資家に人気のある投資戦略となっています。
経験豊富なトレーダーの口座を自身の口座にコピーするものです。

しかし、コピートレードには、コピートレード詐欺の被害に遭うリスクもあります。

この記事では、コピートレード詐欺、詐欺の手口や勧誘方法、詐欺にあった場合の対処法、そして実際にコピートレード詐欺の被害にあった例を紹介し、詐欺に遭わないように身を守るための方法を解説します。

目次

FXコピートレード詐欺を理解する、知っておくべきこと

コピートレード詐欺には、被害者が資金を失う結果となるあらゆる不正行為が含まれます。

ブローカーが取引に応じることなくトレーダーの資金を奪ったり、ブローカーが自分たちの利益とトレーダーの不利益のために市場を操作するなど、様々な形で発生する可能性があります。

ブローカーは、被害者にもっと投資してもらおうと、高圧的な販売戦術をとることもある。
詐欺に遭う可能性に加え、不安定な投資にさらされるリスクもあります。

このように、コピートレードを行う際には、警戒することが重要です。

詐欺の手口・勧誘方法の見分け方

詐欺の手口は、迷惑メールや電話勧誘、SNS上でやってくることがあります。
最近はインフルエンサーを使った詐欺も流行っています。

最近会った手口としては、ブローカーと手を組み勝っている履歴を見せ続けユーザーを増やし、増え切ったところで持ち逃げします。

履歴上ではあたかもトレードに負けたかのような履歴にすることで今まであった入金額は全て詐欺師の手に渡るというものです。

なぜ信じてしまうのか?

これはユーザーを集めてい間は出金を可能にしているからというのが大きいです。
出金をさせることで「信頼できるところだ」と信用を得ています。

しかし出金にあてているお金は他の入金者のお金なので自転車をしているだけになります

詐欺に遭った後どうすればいいのか

コピートレード詐欺の被害に遭ったと思われる場合、迅速に行動することが重要です。

できるだけ早く関係当局に連絡し、できるだけ詳細な情報を弁護士などに提供してください。

また、ブローカーとの取引に関する会話や文書をすべて記録しておくことも重要です。

しかし、これでも捕まえられる確率は低いので始める前に本当に信頼できるのか、怪しいポイントはないのかを確かめることが重要です。

FXコピートレード詐欺の実際の被害者の例

実際に弁護士ドットコムで相談されていた詐欺被害について取り上げたいと思います。

被害例1

FXコピートレード詐欺に遭ってしまいました

あるブログを一年間購読していたところ、ホームページ管理人ご本人から連絡があり、コピートレードに参加しないかとの勧誘がありました。参加を躊躇していたところ再度、まもなく締め切るのでとの勧誘のメールがあり、勧められるままにFXDDのマム口座に申込をして、50万円に入金をいたしました。

この管理人曰く
「今自分が行なっているトレードをコピーして運用する。現在申し込み者は100名以上」とのことで、
「ロスカットも自分が運営するので大丈夫です」との触れ込みでしたが、その後1週間でロスカットされ資金の殆どを失ってしまいました。
しかもこの「FXDD」のマム口座は、ポジション決済がこちらでは出来ず、その後2日でそのわずかな残金までも取引をして、ロスカットに追い込まれました。
管理人と同じ取引のコピートレードとのことですが、ブログで公開している内容とは全く違う取引をして、故意と悪意を持って資金をなくそうとしているようでした。
その後、連絡をしても返信がありません。これは詐欺行為に当たるのではないかと思います。
このブログの運用実績も怪しく、私以外の方でも被害に遭われる方も今後出るのではないかと思います。

①管理人本人がだまして儲かったわけではなく、故意に損失を負わせている形になっているのですが、これは詐欺に当たりますか?
②もう損失の資金を回収することはできませんでしょうか?
③警察に相談すべきでしょうか?

弁護士ドットコム

こちらはMAMによる被害です。
100名以上いるなど溶けることはないなどは勧誘する時の決まり文句として使われることが多いのが特徴です。

被害例2

FXの詐欺についての相談です。
3月末に、海外のFX口座に100万円入金したら100%ボーナスが付き、専任のトレーダーに200万円で運用してもらえると勧誘され、クレジットで100万円を借りて入金しました。

アプリ上で14万円の利益が出て、運営者に提案された通り、クレジット会社へ返済するため、1カ月弱で100万円と利益分を出金しようとしてもできなかったので、運営者に出金できるよう調べてもらったら、KYC(身分証明書)が承認されていないからとかで出金に応じてもらえず、そのうち運営者とも連絡が取れなくなりました。

運営者は業者名しかわからず、クレジットで入金したとき、海外送金なのに収納代行業者を経由して変だと思ったことぐらいです。
請求先が分からないで消費生活センターで相談するのも難しいと思い、なにか手立てはないものかと思い問い合わせをさせて頂きました。
よろしくお願いいたします。

弁護士ドットコム

収納代行業者やよくわからない証券会社を使用している場合はMAMやPAMMは絶対入金しないようにしましょう
履歴では勝っていたとしても実際は証券会社と手を組み履歴を作っている可能性が高いです。

被害例3

FXコピートレード詐欺の件で相談お願います。

去年の2月ごろ、インターネットで、コピートレードの案件に乗り100万円を海外FX業者に振り込み運用を頼みましたが、1.2か月で、資金がなくなってしまいました。
メールで何度も問い合わせしましたが、資金は戻らずメールも返信がなくなり、海外事業者にも問い合わしましたが、解決せずそのままになっています。
もし何か情報があり、少しでも返金できればと相談しました。
難しいでしょうか?
この被害者はかなりいるようです。

弁護士ドットコム

どんなトレード案件に乗ったかまでは書かれていませんでしたが実績やレビュー、実際に運用している人はいるのか、口コミ等をSNS等で調べるのも大切です。

まとめ

コピートレードは儲かる投資方法ですが、詐欺にあうリスクもあります。

詐欺師が使う可能性のあるテクニックを認識し、投資する際に警戒することが重要です。

詐欺に遭ったと思われる場合は、関係当局に連絡し、疑わしいブローカーとのやり取りをすべて記録してください。

これらの措置を講じることにより、損失を回復する可能性を高めることができます。

出金が自由にでき、ポジション管理も停止することも可能にしたコピートレードシステムも開発しているのでもし興味がある方はこちらご覧いただければと思います。

XMなど大手の証券会社のコピートレードも可能です。

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