FXコピートレードは違法?国内FXと海外FXでの違いを解説

コピートレードとは、他の投資家の取引を模倣する投資方法です。

コピートレードは、初心者トレーダーが市場に参入し、最小限の努力で利益を得るための素晴らしい方法ですが、コピートレードの合法性を理解することが重要です。

この記事では、コピートレードの合法性について説明し、国内と海外のFXルールの違いについて解説します。

最後に、トレーダーの安全を確保するために、合法的なコピートレードと違法なコピートレードの見分け方について説明します。

目次

コピートレード入門

コピートレードは、他のトレーダーの取引を自動的に複製することを含みます。
これは、投資家をつなぐプラットフォームを使用して行われ、投資家に代わって自動実行する事を指します。

これは、1人または複数の専門家トレーダーの取引をコピーするために、社会的相互作用と自動化されたシステムに依存する投資の一形態である。

コピートレードは、初心者が最小限のリスクと労力で市場にアクセスするための素晴らしい方法ですが、コピートレードの合法性を理解することが重要です。

コピートレードって違法なのか

先に行ってしまうと国内業者でのコピートレードはNGで海外業者でのコピートレードはOKです。

そもそもコピートレードは国内と海外で違ってきます。

また、下記を参考位にしましたが、自動売買のようなコピートレードなら問題ないとも言えます。

ミラートレード=違法と言われる理由

ちなみに自動売買ツールを使ったミラートレード(実際にはシステムトレードに限りなく近い)というのは、違法ではありません。

その理由はこちらです。

金融庁が「投資助言代理業」には該当しないとしているケース

「不特定多数の者を対象として、不特定多数の者が随時に購入可能な方法により、有価証券の価値等又は金融商品の価値等の分析に基づく投資判断(以下「投資情報等」という。)を提供する行為」
引用:金融庁HPより監督上の評価項目と諸手続(投資助言・代理業)
https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/kinyushohin/07.html

分かりやすく言えば、不特定多数の人が自分の選択によって自由に利用ができる自動売買ツールには投資関連の資格がいらないということですね。

また、2つ目の「個人の取引方法を提供して手数料を貰う」というミラートレードについてですが、こちらは結論を言えば「海外FXサイトを使っていれば法的に問題ない」ということになっています。

https://lastpass-hrnm.com/overseasforex/mirror-trade-recommended/

投資助言・代理業に該当しない行為

  • イ. 不特定多数の者を対象として、不特定多数の者が随時に購入可能な方法により、有価証券の価値等又は金融商品の価値等の分析に基づく投資判断(以下「投資情報等」という。)を提供する行為例えば、以下aからcまでに掲げる方法により、投資情報等の提供を行う者については、投資助言・代理業の登録を要しない。ただし、例えば、不特定多数の者を対象にする場合でも、インターネット等の情報通信技術を利用することにより個別・相対性の高い投資情報等を提供する場合や、会員登録等を行わないと投資情報等を購入・利用できない(単発での購入・利用を受け付けない)ような場合には登録が必要となることに十分に留意するものとする。
    • a. 新聞、雑誌、書籍等の販売
      • (注)一般の書店、売店等の店頭に陳列され、誰でも、いつでも自由に内容をみて判断して購入できる状態にある場合。一方で、直接業者等に申し込まないと購入できないレポート等の販売等に当たっては、登録が必要となる場合があることに留意するものとする。
    • b. 投資分析ツール等のコンピュータソフトウェアの販売
      • (注)販売店による店頭販売や、ネットワークを経由したダウンロード販売等により、誰でも、いつでも自由にコンピュータソフトウェアの投資分析アルゴリズム・その他機能等から判断して、当該ソフトウェアを購入できる状態にある場合。一方で、当該ソフトウェアの利用に当たり、販売業者等から継続的に投資情報等に係るデータ・その他サポート等の提供を受ける必要がある場合には、登録が必要となる場合があることに留意するものとする。
    • c. 金融商品の価値等について助言する行為
      • (注)有価証券以外の金融商品について、単にその価値やオプションの対価の額、指標の動向について助言し、その分析に基づく投資判断についての助言を行っていない場合、又は報酬を支払うことを約する契約を締結していない場合には、当該行為は投資助言業には該当しない。例えば、単に今年の日本の冬の平均気温について助言するのみでは、投資助言業には該当しない。
https://www.fsa.go.jp/common/law/guide/kinyushohin/07.html

国内FX業者のコピートレード

日本の金融庁の規制は世界的に見てもかなり厳しく、無資格者が顧客投資家に代わって金融商品の購入や資金運用のアドバイスをすることは違法とされています。

従って、金融アドバイザーが正しいアドバイスを提供するために必要な資格や免許を有しているかどうかを確認することが重要です。
特に金融商品については、誤った投資によって莫大な損失を被る可能性があるため、この点は重要です。

ただ、国内FX業者でも資格をもっているところはあるので全てがダメということはありません。

海外FX業者のコピートレード

海外FX業者は金融庁の管轄外であるため、「投資助言・代理業」であるかどうかに関わらず、コピートレードを提供することができるのです。
つまり、コピートレードを利用できる最も安全な方法の1つは、信頼できる外国FX会社からコピーできるトレードを見つけることです。

外国FX会社は、外国為替市場を多様化し投資する方法を探している人にとって、素晴らしい、安全な選択肢です。

これらの会社は金融庁の管轄外であるため、規則や規制が緩くなる傾向があり、より多くの取引の機会を得ることができます。

信頼できる外国為替会社の取引をコピーすることで、安全かつ確実に外国為替市場に参入し、最小限の労力で自分の取引ポートフォリオを拡大することができるのです。

合法的なコピートレードと違法なコピートレードの見分け方

利用する証券会社ではコピートレードサービスが、合法であることを確認することが重要です。
これらを確認するには、選択した証券会社やプラットフォームのウェブサイトをチェックするのが確実でしょう。

サイトにはそれらの規制状況に関する情報を提供する必要があるので無い証券会社でのコピートレードは控えましょう。

まとめ

コピートレードは、初心者が市場にアクセスし、最小限の努力で利益を上げるための素晴らしい方法となります。

しかし、あなたの市場でコピートレードに適用される規制を理解することが重要です。

国によってコピートレードに関する法律は異なるので、自分の国の規制を調べておくことが重要です。
さらに、登録された証券会社にのみ投資すること、コピートレードに関連するリスクを理解することを忘れないことが重要です。

これらのガイドラインに従うことで、コピートレードの合法性と投資の安全性を確保することができます。

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