WordPressでサイト運用に必要なプログラミングの知識とは?

必要なプログラミングの知識とは?

WordPressは初心者でも簡単に使えるCMSですが、本格的なサイト運用やカスタマイズをするには、プログラミングの知識が不可欠です。

しかし、プログラミングに詳しくなくても、WordPressを使ってサイト運用ができます。

そこで、ここではWordPressでサイト運用に必要なプログラミングの知識について、初心者でも理解しやすいように解説します。

HTML、CSS、PHP、JavaScript、MySQLなどの幅広いプログラミングスキルが必要ですが、基本的な知識から少しずつ学んでいくことで、カスタマイズや開発が可能になります。自分に合った学習方法でスキルアップを目指しましょう。

ふくちゃん

WordPressでサイト運用をするのに、プログラミングの知識が必要って聞いたことある?

さざえ

ええ、聞いたことあるけど、どんな知識が必要なの?

ふくちゃん

HTML、CSS、PHP、JavaScript、MySQLなど、幅広いプログラミングスキルが必要だよ。

さざえ

そうなんだ。でも、全然プログラミングの経験がないし、どうやって学べばいいんだろう。

ふくちゃん

大丈夫。まずはHTMLやCSS、JavaScriptなどの基礎から学べばいいし、WordPress専門のプログラミングスクールもあるよ。

  • 本記事の信頼性
  • 元大手の現フリーのエンジニア&ブロガー
  • 投資歴8年
  • Javaと色々使って副業バンクのシステム開発
  • nodeと色々使ってコピーシステム開発
  • 雑記ブログで月5万~サイトを量産(PHPですべて自動化)
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目次

WordPressの仕組み

WordPressは、HTML、CSS、PHPで作られたオープンソースのCMSです。

Webページを構成するHTMLやCSS、WordPressの動作を担うPHPについて、基本的な仕組みを理解することが必要不可欠です。

HTML/CSSの基礎

WordPressをカスタマイズするには、HTMLとCSSの基礎知識が必要不可欠です。

HTMLはWebページの構成要素を定義するマークアップ言語であり、CSSはHTMLで定義した構成要素のスタイルを定義する言語です。

テンプレートファイルを変更することで、サイトのデザインやレイアウトをカスタマイズすることができます。

以下は、HTMLの基礎を説明した例です。

このコードでは、基本的なタグの使い方や、ブロック要素とインライン要素の違い、idやclass属性の指定方法、文字コードの指定方法が示されています。

<!DOCTYPE html>
<html>
  <head>
    <meta charset="UTF-8">
    <title>ページタイトル</title>
  </head>
  <body>
    <div id="wrapper">
      <h1>見出し1</h1>
      <p>文章の内容がここに入ります。</p>
      <span class="highlight">強調したいテキスト</span>
    </div>
  </body>
</html>

また、CSSでは、HTMLで定義された要素のデザインをカスタマイズすることができます。

以下は、CSSの基礎を説明した例です。このコードでは、プロパティと値のセットをセレクタで指定し、テキストの色や背景色、フォントサイズなどのスタイルを定義しています。

/* 全体のフォント設定 */
body {
  font-family: sans-serif;
}

/* h1要素のスタイル設定 */
h1 {
  color: #333;
  font-size: 24px;
  font-weight: bold;
}

/* p要素のスタイル設定 */
p {
  color: #666;
  font-size: 16px;
  line-height: 1.5;
}

/* span.highlightクラスのスタイル設定 */
span.highlight {
  background-color: yellow;
}

PHPの基礎

WordPressの基本的な仕組みは、PHPで動作しています。

PHPは、サーバーサイドで動作するスクリプト言語で、WordPressのテーマやプラグインの作成、カスタマイズを行うには、PHPの基礎知識が必要です。

以下は、PHPの基礎を説明したサンプルコードの例です。

<?php
  // 変数の定義と代入
  $name = "John";
  $age = 30;

  // 条件分岐
  if ($age >= 20) {
    echo $name . "さんは成人です。";
  } else {
    echo $name . "さんは未成年です。";
  }

  // ループ処理
  for ($i = 0; $i < 5; $i++) {
    echo $i;
  }

  // 関数定義
  function greet($name) {
    echo "Hello, " . $name . "!";
  }

  // 関数呼び出し
  greet("Mary");
?>

このコードでは、変数の定義と代入、条件分岐、ループ処理、関数定義と呼び出しの方法が示されています。

これらの知識を身につけることで、WordPressのテーマやプラグインを作成する際に必要なPHPの基礎を理解することができます。

JavaScriptの基礎

WordPressのカスタマイズや動的な機能の実装には、JavaScriptやjQueryの基礎知識が必要です。

JavaScriptでは、セレクタを指定してHTML要素を取得し、イベントハンドラを使用してユーザーの動作に応じた処理を実行することができます。

また、jQueryはJavaScriptライブラリの1つであり、HTMLの要素を簡単に操作することができます。

以下は、JavaScriptとjQueryの基礎を説明したソースコードの例です。

JavaScript:

// idがexampleの要素を取得する
const element = document.getElementById('example');

// イベントハンドラを登録する
element.addEventListener('click', () => {
alert('クリックされました!');
});

jQuery:

// idがexampleの要素を取得する
const element = $('#example');

// イベントハンドラを登録する
element.on('click', () => {
alert('クリックされました!');
});

MySQLの基礎

WordPressのデータは、MySQLデータベースに保存されています。

WordPressサイトをカスタマイズするには、MySQLの基礎知識が必要になります。

MySQLは、データベースの操作を行うための言語で、データの追加、更新、削除などを行うことができます。

以下は、MySQLの基礎的なコマンドの例です。

// データベースに接続する
$pdo = new PDO('mysql:host=localhost;dbname=database_name', 'username', 'password');

// データを取得する
$sql = 'SELECT * FROM table_name';
$stmt = $pdo->query($sql);
$result = $stmt->fetchAll();

// データを追加する
$sql = 'INSERT INTO table_name (column1, column2) VALUES (:value1, :value2)';
$stmt = $pdo->prepare($sql);
$stmt->bindParam(':value1', $value1);
$stmt->bindParam(':value2', $value2);
$stmt->execute();

// データを更新する
$sql = 'UPDATE table_name SET column1 = :value1 WHERE id = :id';
$stmt = $pdo->prepare($sql);
$stmt->bindParam(':value1', $value1);
$stmt->bindParam(':id', $id);
$stmt->execute();

// データを削除する
$sql = 'DELETE FROM table_name WHERE id = :id';
$stmt = $pdo->prepare($sql);
$stmt->bindParam(':id', $id);
$stmt->execute();

WordPressでは、これらのMySQLコマンドを使用して、テーマやプラグインの開発、データベースのバックアップや復元などを行うことができます。

ここまで読んで、WordPressでサイトを運用するのは大変そうだと感じる方もいるでしょう。

しかし、これらのプログラミング知識を駆使して作られたのがテーマです。

無料、有料のテーマがありますので、自分の好みに合ったものを選ぶこともできます。テーマを活用することで、より簡単にカスタマイズができ、魅力的なサイトを作ることができます。

WordPress開発者として学ぶべき知識とスキル

WordPressの開発者になるには、PHP、JavaScript、HTML、CSS、MySQLなどの高度なプログラミングスキルが必要です。また、WordPressのAPI、プラグイン開発、テーマ開発などの知識も必要になります。

さらに、GitやSSHなどの開発に必要なツールや、セキュリティ対策、サーバー管理などの知識も必要になる場合があります。

その他のWordPress関連の学び方

WordPress関連の学び方は多岐にわたります。オンラインのチュートリアル、コミュニティ、書籍、動画チュートリアルなど、様々な情報源があります。

自分に合った方法で学び、スキルアップしましょう。

以下は、WordPressについて初めて学ぶ人にとって役立つ本です。

まとめ

WordPressでサイト運用に必要なプログラミングの知識について解説しました。

HTML、CSS、PHP、JavaScript、MySQLなど、幅広いプログラミングスキルが必要ですが、基本的な知識から少しずつ学んでいくことで、カスタマイズや開発が可能になります。

自分に合った学習方法でスキルアップを目指しましょう。

WordPressでよくあるQ&A

WordPressでの投稿やページの作成方法を教えてください。

WordPressの管理画面から新規投稿や新規ページを作成することができます。

投稿やページのタイトルや本文を入力し、必要に応じて画像や動画などのメディアファイルを挿入して保存することができます。

WordPressでのテーマの変更方法を教えてください。

WordPressの管理画面から外観 > テーマを選択し、インストール済みのテーマから使用したいテーマを選択することができます。

また、新しいテーマを追加する場合は、WordPressの公式テーマディレクトリからダウンロードすることができます。

WordPressでのプラグインの追加方法を教えてください。

WordPressの管理画面からプラグイン > 新規追加を選択し、必要なプラグインを検索してインストールすることができます。

また、プラグインを手動でインストールする場合は、WordPressの公式プラグインディレクトリからダウンロードし、FTPでWordPressのインストールディレクトリ内にアップロードすることができます。

WordPressでのセキュリティ対策について教えてください。

WordPressのセキュリティ対策としては、管理画面のパスワードやFTPアカウントのパスワードを強力なものに設定すること、WordPressとプラグインやテーマの更新を定期的に行うこと、不正アクセスやスパムコメントなどをブロックするプラグインの導入などが挙げられます。

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